イースターを楽しむアレンジメントの作り方

日本でも、イースターが春のイベントとして浸透してきました。
フラワーアレンジメントでもイースターを楽しんでみましょう!

イースターとは?

「復活祭」とも呼ばれる、イエス・キリストの復活を祝う行事で、キリスト教圏の国ではとても大切なイベントらしいです。毎年日にちは決まっていないのですが、春分の日以降の最初の満月から数えて最初の日曜日で、2020年は4月12日、2021年は4月4日です。
イースターのシンボルは、「卵」と「ウサギ」
卵は“イースターエッグ”と呼ばれ、生命のシンボル。
ウサギは“イースターバニー”と呼ばれ、豊穣と繁栄のシンボルだそうです。

フラワーアレンジメントにイースターを取り入れる

フラワーアレンジメントでもイースターのアレンジを楽しんでみましょう!
今年のイースターレッスンをご紹介します。

<使用した花材>
*バラ “ゴールドラッシュ”
*チューリップ “モンテオレンジ”
*ガーベラ
*アジサイ“ミニグリーン”
*ビオラ

<使用したグリーン>
*ユーカリ
*アイビー
*ローズゼラニュウム
*ローズマリー
*フレンチラベンダー

<資材>
*タマゴ
*ウサギのピック
*シサル(鳥の巣用)

最近ではとてもカラフルな卵が資材として売られています。100円ショップでも手に入るようです。ウサギさんやシサルも、色々な形や色のものが販売されているので、アレンジに使いやすそうなものをチェックしてみてくださいね。

アトリエのベランダで育てているグリーンやビオラも使っていただきました。

ビオラやパンジーは、イースター前(春先)になると花茎が少し伸びてきます。暖かさが増してアブラムシがつきやすくなる前に、剪定もかねてアレンジメントに使ってみてください。


パンジーやビオラの茎はとても柔らかいので、オアシスに挿す場合は、茎の空洞になっている部分にワイヤーなどを入れて補強してあげると茎がつぶれにくく、挿しやすくなります。


タマゴを入れる“鳥の巣”はシサルで作っていただきました。
アレンジから落ちないように、ワイヤーでUピンをつくり固定します。

 

イギリススタイルの基本形を使ったイースターアレンジの作り方

レッスンでのデザインは、イギリススタイルの基本形 “オールラウンド(ラウンドアレンジ)” を展開して作っていただきました。

同じオールラウンドで、手軽にできるイースターアレンジメントの手順をご紹介します。

1. グリーンで円形の形をつくる

<参考>
・花器のサイズ:直径15センチ(内径9センチ)、高さ9センチ
・オアシス:1/6ブリック使用

花器の等倍の長さ(15センチ)でカットして、円形にいれます。

2. バラ、ガーベラをいれる

バラ1本、ガーベラ2本を入れます。
基本的に、アレンジメントの高さは、花器の高さの約1.2倍をとるとバランスがとれます。
今回は、オアシスの表面までを高さとしてバラをカットしました。

バラはオアシスに対して垂直(まっすぐ)に、ガーベラは角度と高低差をつけて中心に向かっていれます。


3. 鳥の巣・タマゴを固定する

鳥の巣を、Uピンでタマゴが落ちないように固定しましょう。


4. ビオラをいれる

ビオラをいれます。
オールラウンドは側面からみると、ドーム(半球)状です。
高低差や角度をつけて、ドーム型を意識していれましょう。


5. グリーンで形を整えて完成

オアシスの空いているところに、グリーンを入れます。グリーンを入れるときも、高低差や角度に気を付けて形を整えましょう。

 

おわりに

イースターは、植物が芽吹く季節にあります。待ちわびた春の到来をお祝いするイベントを、フラワーアレンジメントでも楽しんでみてくださいね!

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