冬の季節のアレンジメント~春の息吹を感じるガーデンアレンジ~

イギリススタイル ガーデンアレンジメント

2月。春のはじまりとされる立春を過ぎてもなお、比較的暖かい阪神地域でも、雪がちらついて、まだまだ寒さが残っています。

寒さが残っていても、花市場では、すでに春爛漫!

花の世界は、洋服の世界と似ていて、1シーズン早く動きます。春の花の代表の、チューリップやスイートピーは、お正月には流通しています。

レッスンで使いたい花材がたくさんあって、あれもこれも使いたいという衝動!仕入れ先での滞在時間がいつも以上に長かったです。

今回は、「球根のヒヤシンス」をメインにしました。「球根」や「根付き」の花材は、早春の季節特有の花材です。

バスケットの中で、お庭を作っていきます。
まず初めに、「植栽計画」

イギリススタイルのフラワーアレンジメントは、イングリッシュガーデンを切り花で再現しています。

イングリッシュガーデンは、自然の景色のように見えて実は、花の合わせ方、高さ、空間、色など、かなり緻密な計算をされて作られるガーデンです。

切り花でアレンジするときも、空間を作り、ひとつ一つの花材が際立つにはどう配置するのか、など決めていきます。

<使用花材>
・スプレーバラ ”ヴィンテージレース ”
・スプレーバラ ”スプレーウィット”
・ラナンキュラス
・ヒヤシンス(切り花)
・ヒヤシンス(球根)
・エンドウのつる
・クリスマスローズ
・ローズゼラニュウム

エンドウの巻きひげが、離しても離しても、くるくる絡まって、意思をもっているように感じたのは私だけかな・・・

色のもつイメージからアレンジをデザインする

今回こだわったのは、今の季節しか使えない花材を使うということと、色のもつイメージです。

スプレーウィットの白から受けたインスピレーションは「雪どけ」
淡く紫がかった、くすみ系ピンクの花材は、私のもつ「早春」のイメージ。

まだ少し雪の残る庭から、柔らかな春の息吹が感じられたらいいなと、色を合わせました。

ヒヤシンスの爽やかな香りがレッスン中に漂います。

はじめてガーデンアレンジをする生徒さん方は、いつものアレンジと花材の配置の仕方が違うので、戸惑われたり、イメージが付きにくかったりしていましたが、どの作品もナチュラルに仕上がっています。

球根のヒヤシンスは、水耕栽培で咲かすことができます。
生徒さんがたのヒヤシンスも可愛く咲いてくれますように♪

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