フラワーアレンジメントの基本~フラワー(生花)リースの作り方~
最終更新日 2022年9月6日 by mikichigusa
生花で作るリースを飾ると、とてもみずみずしくて、とびきり華やかな空間になります。
今回は、生花でアレンジするリースの作り方をご紹介します。
目次
生花で作るフラワーリース
フラワーリース アレンジの手順
<1.リングオアシスに吸水させる>
リングリースについて
リングリースは、メーカーによって呼び名が違います。「オアシス社のオアシス・リース」「松村アクア社のアクアリング」が代表的です。大きさは直径15センチから40センチまで、5センチ刻みであります。用途や飾る場所によって選択してください。
今回は、オアシス社の20センチを使いました。
ワイヤーを通して壁に掛けることができるように、通し穴がついています。
壁に掛けるのであれば、穴を上にしてアレンジしていきましょう。
<2. グリーン(葉物)をいれる>
イギリススタイルは、グリーンから入れていきます。リースも同様に、グリーンからいれていきましょう。
まずは、リングのサイド(側面)から。
内側には小さめの葉をいれて、リングの空間を埋めてしまわないように気をつけます。
大きな葉は、のっぺりしすぎないように、角度をつけて動きがでるようにいれていきます。
<3. 大きな花からいれる>
バラ、ダリアをいれます。
この時、三角形ができるように配置するとバランスがとりやすいです。
バラは、高さを変えて高低差をだします。
また、オアシスの面に対して垂直にいれるところと、少し角度をつけて内側に向かうところを作ると動きがでます。
<4. インパクトの強い順にいれていく>
インパクトの強い順というのは、簡単にいえば、花の大きなものから入れていくということです。今回はガーベラ、次にセルリア、クリスマスローズの順にいれました。
バラと同様に、三角形を意識して配置します。
ガーベラをいれる
セルリアを切り分けていれる
クリスマスローズを切り分けていれる
<5. 小花をいれる>
アストランティアをランダムにいれます。内側の側面からもいれて、動きをだします。
<6.グリーンで形を整える>
グリーンで丸い形になるように整えます。
最後に、リキュウソウをふんわり絡ませて出来上がりです。
フラワーリースを作る時のグリーン(葉物)の選択
イギリススタイルのフラワーアレンジメントは、グリーンをたくさん使うことが特徴のひとつです。
リースのアレンジメントも同じです。
<今回のアレンジで使用したグリーン>
・ゼラニュム(2種類)・・・ベランダで育てています
・リキュウソウ 1本
フラワーリースの花の選択
今回のアレンジで使った花材をご紹介します。
・バラ “オールフォーラブ” 3本
・ダリア “みっちゃん” 1本
・ガーベラ 3本
・セルリア 2本
・クリスマスローズ 1本
・アストランティア 2本
花材は、メインになる大きな花1種類以上と、間に配置する花、隙間を埋める小花を用意します。
リースの大きさによって、用意する本数は変わってきますので調整してください。
こちらは、レッスンで作っていただいた生徒さん作のフラワーリースです。イースターが近いので、イミテーションの卵を使いました。作り方は、前述の説明と同じです。
生花のフラワーリースを飾る時の注意点
生花のリースは、水を含んでいるので、かなり重たくなります。壁に飾る時は、重さに耐えれる丈夫なフックを使用してください。
また、出来上がり後すぐに壁にかけると、オアシスから水が落ちてきます。
水が落ちてもよい場所に飾るか、壁に掛ける前に水を落とし、少しの間、足元にタオルなどを敷いておくことをおすすめします。
外に飾るときは、直射日光をさけましょう。夏の気温が高い季節は、室内に飾るほうががいいでしょう。
自宅のベランダで育てているバラとハーブなどで、フラワーリースをアレンジしました。
おわりに
気温の低い季節には、玄関の外側など、屋外でも飾ることができます。
また、壁に掛けるだけでなく、テーブルのセンターピースとしても使えます。
リングの真ん中に、キャンドルをおくとお洒落な演出ができますよ。
生花のリースを作ってみてくださいね!
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