花の贈り方・フラワーアレンジメントの注文の仕方とコツ

最終更新日 2021年1月13日 by mikichigusa

 

新居のお祝い、栄転のお祝い、入学に卒業、開店開業、お誕生日に、結婚記念日、などたくさんのお祝いや事がありますね。
お祝い事になにかプレゼントしたいとき、お花で気持ちを伝えてみませんか?
今回は、ピッタリ素敵な花ギフトを注文するコツをお伝えいたします。

お花の注文に予約は必要?

できるだけ予約された方がよいと思います。
店頭に思ったような花がなかったり、数が足りないかもしれません。例えば、「赤いバラ60本の花束が欲しい」「ヒマワリを入れて欲しい」という具体的な要望があれば、出来るだけ早く、必ず事前に問い合わせをしましょう。お店側は市場や生産者さんに個別に注文したり、季節的に手に入るかどうかを調べてくれますが、用意できない場合もあります。用意できない場合は、代わりになるようなアドバイスももらえます。
また、花束やアレンジを制作する時間が必要です。店頭が込み合っていたら、すぐに対応できなく、待たされるかもしれません。
事前に問合せ・予約をしておくと、思い通りのお花をスピーディーに受け取ることができます。

花を注文するときにまず必要な情報

注文されるときに、まず必要な情報は次のとおです。

1.ご用途
2.ご予算
3.いつ渡すのか

1.ご用途

「お誕生日のお祝いに」「結婚記念日に」「還暦のお祝いに」など、どういった用途でお花を贈るのかを知らせましょう。まず用途がわかれば、どんなイメージの花を用意すればいいのかわからなくても、色々アドバイスや提案をうけることができます。

2.ご予算

予算で、大体の商品の大きさが決まります。予算には何点か注意することがあって

・ラッピング代金
・配送が必要な場合は配送費
・消費税の有無
・その他(梱包費など)

予算の別途になるのか、予算に込みなのか確認しておきましょう。とくに配送料は、送り先や季節によっても代金に差がでます。予算に込みの場合は、花束やアレンジがどれくらいの大きさになるか確認しておいた方がよいです。確認をしておけば「思ってた大きさと違う・・・」というガッカリ感を受けることがありません。逆に、大きさのイメージを伝えれば、予算をたててもらえます。

トラブルがないように、注文書や発注書を作成してもらうと安心ですね。

3.いつ渡すのか

お花をいつ渡すのか、具体的な日程と日時を知らせましょう。すぐに渡す場合なら問題はないのですが、特に生花を贈る場合、すぐにお渡ししない場合は伝えておきましょう。できるだけ新鮮な状態でお渡しするのがベストです。商品の受け取り日時の打合せ、保管のアドバイスをもらいましょう。

贈り物には生花がいいの?プリザーブドフラワー?どっち?

“お花のプレゼント”には、いくつか形態があって、大きくわけると3点です。

◇生花
◇プリザーブドフラワー
◇アーティフィシャルフラワー(造花)

水がいる・いらない、長く残る・残らない、などが大きな違いですが、それぞれのメリットとデメリットをあげてみます。

生花を贈るメリット

・同じ金額でも、生花ではボリュームのある大きなアレンジや花束になり、とにかく華やかな印象をつくりやすい!
・香りが良い花が入っていれば、それだけで和む!
・みずみずしさを感じることができます。
・ナチュラル感や季節感がだせます。
・いつかは枯れてなくなるので、物がたまらない。(でも、贈り主さまのお気持ちは残ります!)

生花のお祝い花

プリザーブドフラワーを贈るメリット

・花器アレンジの他に、”フレーム”や”フォトスタンド”、”時計”、”リース” など、色んな形態のものにアレンジされていて選択の幅が広がります。
・ケースなどにいれると、持ち運びに便利。
・長期間、花を楽しむことができます。
・水やりなどの世話が不要なので、事前にプレゼントを用意しておくことができます。
・自然にはだせない色や質感のものがあり、個性的なプレゼントに好まれます。

プリザのフレームアレンジ

アーティフィシャルフラワーのメリット

・大きな花材もあり、華やかさがでます。
・丈夫で、少々ダメージがあっても壊れにくいので持ち運びしやすい。
・プリザと同様、アレンジの種類が豊富。
・プリザよりも長もちします。(ホコリがついても水で洗えるものもあります)
・屋外でも使用しやすいです。

ウェルカムボードにアーティフィシャルフラワー

 

生花を贈るデメリット

・大きさにもよりますが、アレンジは重くなりやすく、持ち運びが大変な場合もあります。
・特に夏の高温期などは、直射日光にあたったり、ムレると花がダメージをうけるので、持ち運びに注意が必要です。
・長く楽しむためには、手入れが必要です。
・いつかは枯れてなくなるので、モノとして残りません。
・花の香りが苦手な方もいらっしゃいます。

プリザを贈るデメリット

・金額の割には、大きさがあまり出ません。プリザの事を知らない人には、「ちょっとした贈り物」ぐらいに思われてしまうかも・・?
・花びらなど繊細で、破れたり壊れたりすることもあるので、持ち運びには注意が必要です。
・アレンジをケースに入れておくと、保存には良いですが、”花”というよりは、”置き物”のイメージになります。
・好みでない、インテリアに合わない、、、など困らせてしまうこともあるかもしれません。
・長く楽しめますが、経年劣化はさけられません。古くなったプレゼントを処分するときに、気を使わせてしまうかも・・・?

アーティフィシャルフラワーを贈るデメリット

・素材や質の良いものは高価な花材もあり、高額になることもあります。
・質の悪い素材だと、安っぽくみえます。
・プリザと同様、贈り先さまの好みに合わない、処分に気を使わせるかもしれない、といった心配があります。

それぞれのメリット・デメリットを参考に選んでみてください。直接、贈り先さまに「生花は好き?」「ずっと飾れるものがいい?」など伺ってみてもいいですね。もし迷われる場合は、お店の人にアドバイスをもらいましょう。

花ギフトのイメージを伝えよう

基本的な情報を伝えたら、次に、どんなアレンジや花束にしてほしいのかイメージを伝えましょう。
例えば、

・女性に贈りますか?男性ですか?
・お子様ですか?ご年配ですか?
・その方はどんな雰囲気の方ですか?ナチュラルな感じですか?活発な方ですか?
・その方のお好きな色をご存じですか?

どんなことでも、なにか参考になるようなことが分かれば、贈り先さまのイメージにあった商品を提案してもらえます。

「花のことはわからないからおまかせします」と言われる方もいらっしゃいますが、贈り先さまのイメージにぴったりとあえば、「私のために選んでくれたお花なんだ!」と感じて喜んでもらえるかもしれませんね。ぜひ、オーダーメイドをしてみてください。

おわりに

「何をプレゼントしようか・・・」と、迷われたとき、お花も選択肢に加えてみてください。お花で贈り主さまの気持ちが伝わり、また、贈り先さまの心に残るような「お花を贈る」参考になれば嬉しいです。

 

アトリエチアーでも、フラワーギフトを承っております。
贈り主さまのお気持ちが届くように、ご提案いたします。メールやお電話でお気軽にお問合せください。

また、レッスンでご自身が作ったアレンジメントをプレゼント用にすることも可能です。事前にお知らせください。素敵なプレゼントがご用意できるようにお手伝いいたします。

 

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