ローズゼラニウムの育てかた
最終更新日 2021年5月2日 by mikichigusa
ベランダでハーブを数種類そだてています。ハーブのなかでも、一番育てやすいなと思ったのは、ローズゼラニウムです。香りもよく、アレンジメントにもよく使う、ローズゼラニウムの育て方をご紹介します。
目次
ローズゼラニウムの育て方
ローズゼラニウム
フウロウソウ科ペラルゴニウム属
ローズゼラニウムは、ハーブゼラニウム、センテッドゼラニウムとも呼ばれるハーブの仲間です。
とても育てやすいので、これからガーデニングを始めてみよう! と思われている方には最適な植物です。
私は、6年ほど前に、フラワーアレンジメントに使っていたものを挿し木から育てました。3束ぐらいの小さな茎から育て、何度か切戻しや挿し木をして、とても大きく育っています。ローズゼラニウムは、簡単に挿し木で増える植物です。
挿し木
<挿し木に適した季節>
寒い冬や、真夏をのぞけば、挿し木は成功しやすいです。春と秋の、“季節のいい時” が最適です。
<挿し木に用意する物>
◇今年育った茎(茎のグリーンのところ)・・・ふしをつけて
茎をカットした後は、すぐに土に挿し込んで大丈夫です。
◇土・・・私は市販の園芸用の土を使っています。ハーブ用の土などでもいいです。
◇植木鉢・・・かなり早く大きく成長するので、大きめの鉢をおすすめします。
たくさん増やしたいときは、挿し木の間隔を広めにとっておいた方がよいです。
上の写真は、プランターの空いてるところに入れています。土は、一度ほぐして柔らかくしています。
置き場所
我が家のベランダは東向きです。日照時間は半日ぐらいで、とてもよく育っています。
冬の最低気温は4℃ぐらいの地域ですが、とくに冬越しで家の中にいれることはしていません。成長は止まっているようですが、枯れることはありません。
水やり
ローズゼラニウムは乾燥を好む植物のようです。
・春、秋は朝に1回
・夏は、朝・夕 の1日2回
・冬は、2,3日に1回
水の量は、さーーーーーーっと「しみ込んだかな」と、いう程度でいいと思います。蒸れに弱いらしいので、たっぷり鉢から水が出るくらいだと多すぎるかもしれませんね。
肥料
特に決まった間隔であげていません。
気が向いた時に、液肥(ハイポネックスを薄めたもの)を与えています。
剪定
ローズゼラニウムは、成長して数年たつと、茎が木質化(もくしつか)してきます。
このままでも育つのですが、広がる一方で、見栄えも悪くなるのでカットしたほうが良いです。
カットしたところから、また新しい茎や葉がでてきて、生き生きとして見えます。
葉の色
秋口から、ゼラニウムの葉が、黄色っぽくなることもあります。
肥料不足か、根が詰まっているからか、また、夏の高温が続いたから、というのも要因かもしれません。
そのまま置いていても、特に枯れ込んでしまうことはありません。
全体的に黄色っぽくなったら、見栄えが悪くなるので、剪定をしたり、挿し木で新しい株を作ることをおすすめします。
花
春になって暖かくなると、とても可愛いピンク色の小さな花が咲きます。7月ぐらいまで咲きます。
花の香りよりも、やっぱり葉の香りの方がよいと思います。
ローズゼラニウムの使い方
アレンジメントのグリーンとして最適です。水揚がりもよく、葉柄(ようへい)からカットしても使え、十分長く楽しめます。アレンジをしている最中に、ハーブの爽やかないい香りがして、至福のひと時です。
ローズゼラニウムは、別名「蚊連草(かれんそう)」とも呼ばれていて、蚊が嫌いなんだそうです。我が家はマンションの上部で、蚊そのものがそんなにいないので、蚊がよってこないかどうかは残念なことに、あまりよくわかりません。ただ、ローズゼラニウムの他にも、ハーブゼラニウムが良く育っているからか、あまり、虫は寄ってこないです。
おわりに
ローズゼラニウムは、ガーデニングが初めての方でも、とても育てやすい植物です。香りもよく、アレンジにも使いやすいです。ローズゼラニウムを育ててみたいと思っているあなたのご参考になれば嬉しいです!
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