自然素材のクリスマスリースの材料
最終更新日 2024年11月9日 by mikichigusa
クリスマスが間もなくですね!もうリースの準備はできましたか?
一度は作ってみたい生のグリーンのリース。どんな植物が使われているかご存知ですか?
今回は、ナチュラル感たっぷりのフレッシュグリーンで作られるリースの材料をご紹介します。
目次
クリスマスリースに使われる自然素材・エバーグリーン
クリスマスリースの土台として使われるグリーンは、おもに常緑針葉樹で、“フレッシュグリーン”とも“エバーグリーン”とも呼ばれています。リース作りでカットしてからも、ドライ状になりながら半年ぐらいはグリーンを保ちます。特によく使われ、一般の花屋さんでも手に入りやすい常緑樹をご紹介します。
サツマスギ (ヒムロスギ)
ヒノキ科ヒノキ属
葉がモコモコとついており、リースの厚みを出しやすいグリーンの素材です。”針葉樹”と呼ばれるぐらいなので、肌が敏感な方は、もしかしたらチクチクして手や手首が荒れてしまうかもしれません。軍手やビニール手袋などをつけることをおすすめします。
ヒバ
ヒノキ科アスナロ属
写真は「コヒバ」という品種です。サツマスギより、面状になっています。他に、「クジャクヒバ(黄金ヒバ)」と呼ばれる葉先が黄色の品種もあります。
葉先を長めに出して、軽やかな動きをつけることができます。
ブルーアイス
ヒノキ科ホソイトスギ属
とっても良い香りがするので森林浴をしている気分になります。
シルバーグリーンが美しい特徴的は葉はアクセントになり、リースの材料として人気のあるグリーンです。
葉の表面に白い粉がついていて、これがシルバーに見えているような感じです。
クリスマスリースに使いやすい実もの
リンゴやマツボックリ、サンキライやヒイラギの赤い実、など、リースには定番の実ものがあります。
今回は、自然素材でドライになる実ものをご紹介します。
シルバー系の実もの
シルバーブルニア
ブルニア科バーゼリア属
キノコのような形の植物。実のようなところは、じつは花らしいです。葉の形も組紐のように見えて変わっていますね!
南アフリカ原産です。生花として仕入れても、ドライのような感じがします。カットして使っても、色あせもせず、1年後もこの姿のままです。
エリンジウム
セリ科エリンジウム属
写真(上)は「シリウス」という品種です。他に、花の部分が青色の品種もあります。
実のように見えるのは、じつは小花がたくさん集まったもの。それを覆うシャープな苞(ほう)が、リースに入れると動きがでます。
ユーカリ・テトラゴナ
フトモモ科ユーカリ属
ユーカリの「テトラゴナ」という品種の実です。テトラゴナ・ナッツとも呼ばれています。ドライフラワーでも人気で、シックな雰囲気がでる素材です。葉は肉厚で、ドライになると固くなりやすいです。
赤い色の実もの
サンキライ(サルトリイバラ)
ユリ科シオデ属
リースに使いやすい赤い実といえば、サンキライです。実はしぼむことなく、赤色のままドライになります。ジグザグの枝になるので、リースに入れる場合は、切り分けると使いやすいです。枝のまま使っても、ダイナミックになります。
白色の実もの
アオイ科ワタ属
クリスマスリースに白、といえば、もう「ワタ」ですね!パウダースノーを思い浮かべる白は、インテリアのアイテムとしても人気です。
ワタは、花が咲き終わったあとの実がはじけた状態だそうです。綿の部分を取り除くと、茶色の「ワタガラ」がでてきて、ドライ素材に使われます。
自然素材では、「テディベア」という品種の茶系のワタもあります。
おわりに
エバーグリーンで作るクリスマスリースは、作っている最中に、植物たちの香りがただよい、森林浴をしているような感じになります。クリスマスリースを作ってみよう!と思われたあなたのご参考になれば幸いです。
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