アロマティカスの育て方~徒長したアロマティカスを仕立て直す~
最終更新日 2024年3月4日 by mikichigusa
イギリススタイルのフラワーアレンジメントでは、グリーンにハーブ類もよく使います。数あるハーブの中でも、アロマティカスは、とても香りが爽やかです。
今回は私の大好きな「アロマティカスの育て方」をご紹介します。
アロマティカス
シソ科プレクトランサス属
目次
アロマティカスの育て方
アロマティカスを挿し木で植え替え
私は、フラワーアレンジメントのレッスンでグリーンとして使ったものを挿し木で増やしました。上の画像は、2017年10月の状態です。それが、カットして使ったり、挿し木で一鉢増やしたりで下の画像のようになりました。
2020年2月の状態
どちらも徒長(茎が間延び)していて、形が崩れています。このままにしておくと、弱ってきそうなので、左画像の鉢を植え替えすることにしました。どんな植物も、挿し木は、春と秋が適温(20℃~25℃)のようです。アロマティカスも、暖かくなった5月に挿し木をしました。
まず、茎をカットします。
次に、茎を約1~1.5センチくらい土に挿して、水をあげます。水の量は、植え替え直後は、鉢底から水が流れ出るくらいがいいです。土は市販の園芸用の土を使っています。(多肉植物用の土や、水はけのよいサボテン用の土などが良いようです)
あとは、水を2、3日に1回、上から土の表面が湿る程度に、サーーーっと掛けてあげます。置き場所は、ベランダです。我が家はマンションの5階部分、東向きのベランダで、日照は約半日。午前中によく日の当たる場所に置いています。
今年の夏は暑かったですね。夏場は、毎日水やりをしました。水の量が少なかったのか、葉が少し黄色くなっている部分があります。黄色い葉は、蒸れ防止を兼ねて、取り除きました。
近頃は、気温の寒暖差が激しいですが、とても元気に育っています。
気温が10℃以下になってきたら、室内にいれます。
アロマティカスの徒長を楽しむ
前記の投稿より、4年がたちました。
日が当たる東向きのリビングの窓際が、アロマティカスの定位置です。
4年の間、植え替えすることはなく、伸びて下葉が黄変したらカットして、同じ植木鉢の空いているところに、挿し木したりして楽しんでいました。
ここまで伸びたら、カットするのがもったいなくて、剪定できずにいます。
アロマティカスの水やり
土の表面が湿る程度に
・春、秋は 2,3日に1度
・夏は、毎日
・冬は1週間に1度
アロマティカスは“多肉植物”なので、葉に水をためています。乾燥を好むようなので、暑い夏場でも、朝に土が湿る程度の水で十分なようです。
気温の高い季節でも、水やりを1日忘れたぐらいでは枯れません。
アロマティカスの置き場所
アロマティカスは、春・夏・秋は、日当たりの良い屋外におくと、葉が良く茂り、こんもりと成長するようです。
冬は寒さに弱いようなので、室内に入れて、良く日の当たるところに置いています。
アロマティカスの水耕栽培
アロマティカスは、水耕栽培でも育ちます。上に伸びるかと思ったのですが、どういったわけか、器のふちから曲がって下がってきました。これはこれで、可愛い形なのでヨシとします。
アロマティカスの使い方
私は、アレンジメントのグリーンとして使っています。長さはそれほど取れませんが、オアシスを隠すグランドカバーとして使えます。アレンジ中、葉にふれると、とても爽やかな香りがして、気持ちが軽やかになります。
また、剪定した葉をスプレーボトルに水と一緒にいれ、ハーブ水を作ります。ハーブ水は、家の中の観葉植物や、網戸まわりにスプレーして、虫よけ対策に使っています。(自作なので、虫よけの効果のほどははっきりとは言えませんが、ほんのり良い香りがして癒し効果にはなっています。)
おわりに
アロマティカスは、水やりのコツをつかめば、とても簡単に育てられるハーブです。
アロマティカスを育ててみたいと思ったあなたのご参考になれば嬉しいです。
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