花のある暮らし-玄関に生花を飾る

最終更新日 2020年9月23日 by mikichigusa

「いってらっしゃい」「ただいま」家族の出入りがある場所。「こんにちは」「また次回」と、生徒さん方を、お迎えお見送りする場所。玄関は、清々しくあるように保ち、お花を飾っています。今回は、我が家の玄関の花の飾り方をご紹介します。

玄関に棚がない時の花の飾り方

我が家はマンション。玄関の広さは、約1.1m×1.1m。下駄箱は、床から浮いて天井まであるトールタイプです。収納力はバッチリなのですが、カウンターが無く、また玄関には、飾り棚やニッチのないとてもシンプルな作りです。アレンジメントやブーケをどのように置くか、試行錯誤しました。

1.アレンジメントをスツールに置く

アレンジメントやブーケを飾る時には、雑貨屋さんで購入したスツールの上に置いています。

(写っていませんが、写真の右側に下駄箱があります。)

アレンジメントを直置きにしていると、“飾っている”というよりはむしろ、“置いているだけ” という感じがして、せっかくの生き生きした花が、所在なさげな感じになってしまいました。また、出入りの際に、花器に思わず足が当たってしまい、水浸しになったり花器が割れたりすることが数回ありました。

スツールの上に置くようにすると、目線がかわるのでしょうか、ちょっと当たるぐらいはありますが、特にアレンジが倒れることはなくなっています。

また、全体的に高さがでて、背の高い下駄箱とのバランスがよくなったように思います。

2.高さのあるフラワーベース(花瓶)に活ける

茎の長い花を生けるときは、花の高さを生かして、高さのある花瓶を直置きにしています。こちらの花瓶はIKEAで購入したものです。花瓶の高さは46センチです。
ユリやシャクヤクなど、花の頭が重たいものは、どっしりとした花瓶をつかうことで倒れにくくなります。
また、はじめは大きい花瓶に活けて、切戻しをして茎が短くなると花瓶を変えるので、雰囲気も変わり、長く楽しめます。

 

3.玄関の外側に壁面アレンジ

玄関の外側といえば、針葉樹で作ったクリスマスリースが定番ですが、気温の低い時には生花のリースや壁面アレンジも華やかです。冬場はとくに、玄関の内側よりも外側に飾る方が、花もちがよいです。

我が家の玄関口は少し奥まっているのですが、生花は目を惹きやすいようで、ご近所さんに「生の花ですか?素敵ですね~」とお声を掛けていただいたこともあります。

玄関に花を置くときの注意点

「アレンジや花瓶に当って倒さないようにする」というのは言うまでもありせん。家族が玄関で靴を履くときは「お花に気を付けてね」と、声を掛けるときもあります。

おわりに

玄関に作り付けの棚を作ることも考えたり、チェストなどを置いてみようかとも思ったのですが、狭くなってしまい靴を履きにくくなりそうだったので、あまり場所を取らないもので工夫をしました。
もし、あなたのご自宅の玄関が我が家と同じような作りなら、ご参考になれば嬉しいです。玄関に生花を飾って、季節を感じたり、日常の癒しや華やかさを感じていただけますように。

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