初めてのフラワーアレンジメントに必要な道具と選択のポイント
最終更新日 2020年9月22日 by mikichigusa
ステイホームがきっかけで、ガーデニングや、お花を飾る ”花のある暮らし” を楽しまれた方もいらっしゃるようです。お花に興味をもつようになって、「フラワーアレンジメントはじめてみたいな」「フラワーアレンジメントをはじめたいけど、まず何を用意すればいいのかな?」と思われた方に、今回はフラワーアレンジメントを作る時に必要な道具をご紹介します。
目次
初めてのフラワーアレンジメントに必要な道具は3つ
フラワーアレンジメントを作る時に必要な道具は3つです。
1. 切り花用のハサミ
2. 吸水スポンジ(通称オアシス)
3. 花器(器)
それぞれの道具を揃えるときの、選び方のポイントをご紹介します。
切り花用のハサミ
「花ばさみ」と呼ばれるハサミには、“生け花用”とか “枝バサミ”・“ガーデニング用”など、色々な種類の物があります。フラワーアレンジメントをはじめるときには、「切り花用のハサミ」を1本用意するのをおすすめします。パッケージなどに「切り花用」または「フラワーアレンジメント用」など表記されています。切り花用のハサミは、ステンレス製のものやフッ素コーティングをされているものなど、サビに強い素材でできています。
花の資材屋さんのほか、ネット通販や、100円ショップ、ホームセンターでも購入できます。
フローリストナイフという切り花用のナイフもあるのですが、アレンジメントを長もちさせるための“水切り作業”(水の中で茎を切る作業)には、ハサミの方が便利です。
私がはじめてフラワーアレンジメントをしたときは、花ばさみをもっていなくて、文房具のハサミを何度か使ったのですが、切れないことはないけれど、使いにくく、切っても茎がつぶれてしまったことを覚えています。
アレンジの後は、水気と汚れをとり除くと長く使えます。
オアシス(フローラルフォーム)
フラワーアレンジメントの花は、吸水スポンジに挿していきます。この緑色のスポンジは、通称 “オアシス” と呼ばれています。水を十分に吸わせてから、花器にセットして使います。
100円ショップで買えるような安価なものもありますが、吸水の持続性などから「オアシス社のオアシス」「松村工芸のアクアフォーム」の2メーカーをおすすめします。
花の資材屋さんで購入することができます。資材屋さんがお近くにない場合は、ネット通販でも1ブリック(上の写真が1ブリック)から購入できます。お花屋さんで購入できる場合もあるので、お花を購入の際にたずねてみてもいいですね。資材屋さんですと、1ブリック¥200ぐらい~、ネットですと¥350前後で購入できます。
オアシスはカットしやすい素材なので、専用のオアシスナイフがなくても、パン切り包丁やカッターナイフで代用することができます。
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≫フラワーアレンジメントの基本-オアシスの基本的な使い方
花器(器)
水をたっぷり含ませたオアシス(フローラルフォーム)を使うので、陶器やガラスなどの水漏れがしない素材のものが適しています。バスケットなど水漏れが心配な素材は、あらかじめ水漏れ防止のビニールがついてあるものか、もしくは、オアシスをセットする前にセロファンをひくとよいでしょう。
初めてアレンジされる方には、表面が円形、または正方形のものをおすすめします。なぜかというと、オアシスをセットしやすく、ラウンドなどの基本的なアレンジメントを作りやすいからです。
花器の色はお好みにもよりますが、陶器であれば、「白」や「淡いグリーン系」のものをおすすめします。花の色が合わせやすいですし、どんなインテリアにも合うと思います。
花器は、花の資材屋さんやネット通販で購入ができます。
**参考までに**
私がよく使う花器の大きさ、またレッスンで使っていただいているのは、直径約15センチ、高さ約19センチです。(画像左の花器)
作りたい大きさのアレンジメントにより、器の大きさも変わってきますが、この大きさのものは、アレンジメントの基本から応用のデザインまで、幅広く使え便利です。ラウンドアレンジメントでしたら、直径約40センチ、高さ約20センチ(花器のトップからアレンジのトップまで)のものがつくれます。
アレンジメントにあったら便利な材料
上記3つは、フラワーアレンジメントを作る時に必ず必要なものですが、「これがあったら便利だな」と思うものを1つ
ボウル
カットしたオアシスを吸水するときに使います。また、花材を水切りするときにも使います。少し深めのものが使いやすいです。お料理に使われているボウルでも代用できます。
おわりに
フラワーアレンジメントは、「ハサミ」「オアシス」「花器」の3つの道具と、花材さえあれば始めることができます。フラワーアレンジメントを気軽にはじめてみてくださいね。
体験レッスンから始めよう!
★体験レッスンは1~2名の少人数でおこないます。あなたの疑問や心配事にしっかりお答えします。
★体験レッスンの内容は通常の授業と同じです。今後の授業がどんなふうに進むのかもわかりやすく体験できます。
★体験レッスンは手ぶらで大丈夫です。必要な道具はすべて準備しています。