フラワーアレンジメントの基本とは|基本の道具、用語、形
最終更新日 2026年10月6日 by mikichigusa
「フラワーアレンジメントを習うなら基本から」
よく聞くフレーズですが、さて、「フラワーアレンジメントの基本」とは何でしょう。
今回は、イギリススタイルアレンジメントの「フラワーアレンジメントの基本」を
道具や用語、形の基礎などから説明します。
アレンジメントで使われる基本の道具
オアシス(吸水スポンジ)

フラワーアレンジメントを作る時には “オアシス” と呼ばれるフローラルフォーム(吸水スポンジ)を使います。
“オアシス”とは、スミザーズオアシス社(アメリカ)の商品名です。
日本で最初にフローラルフォームを販売したことから、一般的にフローラルフォームは“オアシス”と呼ばれるようになりました。
上の画像のように、
約11cm×23cm×8cmのサイズが1ブリックとして販売されています。
そのほか、リング状のものやブーケ用、ハート型、カラータイプなど種類も豊富で、アレンジの目的に合わせて選べるのが特徴です。
オアシスをカットする際には、専用の“オアシスナイフ”が便利です。
100円ショップで手に入るパン切り包丁でも代用できます。
アレンジに取りかかる前には、オアシスにしっかり水を含ませておきましょう。
上から押し込むなどして圧力をかけると内部まで水が入らず、結果として花の持ち(寿命)が短くなるため注意が必要です。
オアシスの使い方については、こちらの記事をご参考ください。
>>>フラワーアレンジメントの基本-オアシスの使い方
ハサミ
アレンジに使われるハサミは、切り花用、プリザーブド用、枝切りバサミなどがあります。
イギリススタイルでは、通常ナイフはほぼ使いません。
初心者の方には使いやすいタイプのものがありますので、購入前に講師に相談してみてください。
ハサミなど、アレンジに必要な道具はこちらの記事をご参考ください。
>>>初めてのフラワーアレンジメントに必要な道具
アレンジメントを作るときによく聞く用語
水切り
オアシスに花を挿す前には、“水切り”という作業を行います。
植物の茎を水中でカットし、吸水しやすい状態に整える工程です。
斜めに切るもの、まっすぐ切るもの、茎をつぶしたり割ったりするものなど、植物ごとに適した水切りの方法が存在します。
さらに、形が乱れてきたアレンジを整え直す際に行う水切りは “切戻し” と呼ばれています。
“水切り”と“切戻し”を適切に行うことで、植物の持ちがぐっと良くなるのです。
関連記事
>>>切り花を長持ちさせる方法とコツ 水切り・水揚げ
グリーン、ホリエージ
葉ものは“グリーン”と呼ばれています。
イギリススタイルでは、まず初めの手順として、このグリーンを使ってアレンジメントの形(アウトライン)を作るのが基本です。
グリーンそのもの、そしてグリーンで取られた形のことを“ホリエージ(foliage)”と呼んでいます。
>>>フラワーアレンジメントに使われるバラエティー豊かなグリーンの種類と特徴
>>>【FWJ】イギリススタイルのアレンジメントに使われるエバーグリーン
挿し位置、放射線状に入れる

きれいなアレンジメントを作るときに大切なのは、花をオアシスに挿す角度です。

花の大きさや、茎のしなり具合なども考慮して挿していきます。
一点を中心として広がる放射線状をイメージして入れていくと、きれいな仕上がりになるでしょう。
フラワーアレンジメントの基本スタイル
イギリススタイルのアレンジメントには、大きく分けて“オールラウンド”と“フェイシング”という2つのスタイルがあります。
1.オールラウンド(四方見)

“四方見”とも呼ばれ、前・後・左・右、360度どこからみても花が入っている状態のアレンジメントです。
テーブルの真ん中にディスプレイするのに適したアレンジなので“センターピース”とも呼ばれます。
イギリススタイルでは“オールラウンド”と呼びます。
「ラウンド」「オーバル」「コーンシェイプ」「スクエア」「ダイヤモンド」などのスタイルがあります。
2.フェイシング(三方見)

“三方見”とも呼ばれ、正面が決まっていて、前・左・右に花が入るスタイルです。
正面が決まっていて背面に花は入りません。
イギリススタイルではface(表面)という事から、フェイシングと呼んでいます。
背面に花が入らないので、壁際に配置するのに適しています。
「クレッセント」「トライアンギュラー」「ファン」「Lシェイプ」などのスタイルがあります。
おわりに
私もフラワーアレンジメントを始めたばかりの頃は、お花の切り方さえ知りませんでした。学べば学ぶほど、たくさんの花に出会い、たくさんの気づきがあります。
フラワーアレンジメントを始めたばかりのあなたに、また、これから始めたいなと思っているあなたにもご参考になれば幸いです。
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