2020年10月25日（日）快晴！かねてから行きたいな、と思っていた、「黒川ダリア園」に行ってきました。

黒川ダリア園（兵庫県川西市）

＜基本情報＞
兵庫県川西市黒川字落合389
（令和2年9月17日～令和２年11月３日）
駐車場あり
能勢電鉄「妙見口駅」より徒歩40分

＊＊＊＊＊＊＊
とんでもなく青空のひろがる日。
主人に運転を依頼し、「親しい友達が引っ越して、最近、さみしくて・・」という千草の母（だけど私よりかなりアクティブだよ）を誘う。

西宮の自宅から車でおよそ１時間。途中、一庫ダムを横切り、久しぶりに視界の広がる景色。
川で釣りをしている人や、テントを張ってキャンプをしている人を車の中から眺めながら、アウトドアにまったく興味のない自分にちょっと笑えてしまった。

ダムを横切ってから、数十分経った頃、目の前に、点在した色彩が写り込んできた。

広大な・・・とまではいかないけれど、街中で暮らしている私にとって、十分すぎるぐらいの花畑。いや、これ以上広かったら、体力のない私には、かえってつらかったかもしれないな・・・。
花をじっくり見てまわるには、ちょうどよい広さだ。

環境整備の協力として３００円を受付で払う。（高校性以上）
「よかったら育ててみてください」と、ダリアの種をもらった。
（ダリアって球根とちがうかったっけ？）・・と思いながら

「今日は見頃ですか？」とたずねてみた。
「いや～、もう遅い」と、間髪いれずに答えが返ってきた。

「毎年の気候で見ごろの時期はずれるんです。２週間前がちょうどきれかったかな。でもまだまだ咲いてるのもあるし、見ていってください」

ちょっと遅かったかーー　っと思ったが、なかなかどうして、この大輪の花が見せる華やかさは、まだまだ見応えがあった。
朽ちていく花でさへも、妖艶というか、憂いというか、風情のあるものだった。

「好気分」どの状態もそれぞれに面白い

今年は約370種・1000株

私がダリアに興味をもったのは、「ミッチャン」という品種に出会ってからだ。農協のおばさんの名前からとったと言われている。会ったことも、見たこともないけれど、その花の姿からして、絶対チャーミングなおばさんだと勝手に思っている。

ダリアの品種改良は、東北地方ですすみ、とくに秋田県では「ＮＡＭＡＨＡＧＥシリーズ」というシリーズ化されているダリアがある。
秋田だけどさ、ナマハゲって・・・「悪いゴはいねが～」というお面からは、とうていかけ離れているダリアにつけるのは、勇気がいったか、いかなかったかは、知る由もない。

ナマハゲだけでなく、ダリアの品種名は、「なんで？」って思うものがいくつかある。
花の艶やかな容姿だけでなく、そのネーミングセンスもダリアのもつ魅力だと私は思っている。

まだ名前のついていない新品種もいくつかあった。
どんな名前になるのか、ワクワクする！

どんな名前を付けられるだろうか・・・

巨大輪のフィールドでは、その背丈だけでなく、私の顔以上に大きい花に圧倒された。
ダリアは品種により、かなり大きな花を咲かせる。花の大きさの割に、支える茎は細いため、自分で自分の重みに耐えきれず、折れてしまうのも多々ある。

「不知火」

ダリアの他に、コスモスや川西市の花・リンドウなどを堪能して小一時間。
母と運転手が休憩所で座って、笑いながら何やら話をしている。
もう一回りしたいところだったけど、待たせているし、うまい具合にカメラの充電も切れてしまった。

ダリアを使ったフラワーアレンジメント

ダリア「ペアビューティー」

先述したように、ダリアは花の大きさの割に茎が細い品種があり、折れやすいので注意しながら扱いましょう。
また、花が前を向いて咲いている品種が多いです。
アレンジメントに使う時は、単調にならないように、角度を変えて入れるのがきれいなアレンジを作るコツです。

おわりに

兵庫県川西市の黒川ダリア園をご紹介しました。咲き誇るダリアをまた、来年も見てみたいと思っています。
レッスンでも、ダリアを使っていただくことがあります。
どんなダリアに出会えるか楽しみにしていてくださいね！

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